松戸市の子育て環境の魅力をPRする動画「これまでも、これからも、このまちで」が3月10日、市の子育て情報サイト「まつどDE子育て」で公開された。

松戸市の子育て支援PR動画「これまでも、これからも、このまちで」21世紀の森と広場シーン

　子育て世代をメインターゲットに、市の子育て支援の内容や魅力、子育て環境についてPRする「子育てプロモーション事業」の一環。動画のほかにパンフレット「育み・紡ぐ・まつどSTORY こどものいる暮らし」を作成し、商業施設、住宅展示場、映画館、産院などで配布している。

　松戸市は子育て支援施策に重点的に取り組んできた結果、日本経済新聞社と日経xwoman（クロスウーマン）が全国の180自治体を対象に実施した「自治体の子育て支援制度に関する調査」の結果を基にまとめた「共働き子育てしやすい街ランキング」で、2020年、2021年の2年連続で総合1位を受賞している。

　子育て支援PR動画は、2016（平成28）年度、2017（平成29）年度に次いで3作目。子ども部子ども政策課の竹内慎さんは「松戸市が、充実した保育サービスや小児医療体制など子育てサポートがあり、都心からのアクセスが良好で自然も程よく残る、子育てしやすい町であることを、市内外にPRしていく継続的な取り組みとして動画を制作した」と話す。

　動画は、主人公が両親の愛情をたっぷりと受けて育った幼少時代を振り返り、生まれ育った松戸市でこれから子育てをしていくことへの期待と希望を描いた物語。市内の小規模保育施設、夜間小児急病センター、21世紀の森と広場、戸定邸などの各施設が登場する。楽曲「このまちで」はこの動画のために書き下ろされたもので、自らも子育て中だという歌手のBENI（ベニ）さんが歌唱している。

　竹内さんは「子育て層の支持を集めるアーティストによるオリジナル楽曲を使用し、ミュージックビデオ風の動画とすることで、より印象に残りやすく、繰り返し視聴してもらえる動画が出来上がった。心地よい音楽に合わせて動画を視聴してもらえれば」とアピールする。