松戸市内各所の梨園が8月上旬から収穫のシーズンを迎えている。
「二十世紀梨」発祥の地として知られる松戸市では、現在はさまざまな品種の梨を栽培している。樹上で完熟させてから収穫するため甘みが濃く、直売やもぎ取りが中心で市場にはほとんど出回らないという。同市で生産する梨は「まつどの梨」の名称で商標登録されている。
松戸市観光梨園組合連合会に加盟する梨園は、高塚地区に30園、五香・金ケ作・六実地区に11園の計41園。全園で直売を行い、一部ではもぎ取りも体験できる。直売所では、その日の朝に収穫した梨も販売する。
シーズン初めの「幸水」をはじめ、「豊水」「二十世紀」「かおり」「あきづき」「新高」など、10月上旬ごろまでさまざまな品種を楽しめる。
松戸市観光梨園組合連合会会長で「むつみ石井梨園」(六実3)代表の石井義人さんは「今年は適度な梅雨の雨と、梅雨明け後の日差しに恵まれ、甘みも十分になり、格別なおいしさの梨が育ってきていると思う」と話す。「時期によって食べ比べるなど楽しみ方はいろいろあるので、市内の各園に足を運んでもらえたら」と呼びかける。
観光梨園は入園無料。もぎ取り標準価格は1キロ1,000円。直売価格は品種や等級によって異なる。