「絵本カフェ」が「Gallery cafe Bella」（松戸市東平賀、TEL 047-344-2277）で7月8日から開かれる。

昨年の「絵本カフェ」で行われた原画展の様子

　昨年、一昨年に続き3回目の開催。カフェを経営する赤崎貴子さんと講談社（東京都文京区）、良文堂書店松戸店（松戸市松戸）が共催する。赤崎さんは「読み聞かせボランティアとして20年以上活動している中で、絵本に関わる方や絵本を愛する方々とのさまざまな交流があり、その中でお声がけいただいた」と振り返る。

　開催に当たり、講談社からは原画やパネルの提供を、良文堂書店からは出版関係者の紹介を受け、企画段階から作家の人選、展示内容など全て3者で話し合い決めたという。

　会期中は絵本作家のやぎたみこさん、ひろたみどりさん、しもかわらゆみさんの原画展、「ちんあなごのちんちんでんしゃ」「なぜこうなった？あの絶景のひみつ」「知りたい！行ってみたい！なぞとき絶景図鑑」のパネル展を行う。16日13時30分から、ひろたみどりさんのサイン会を開く。

　8日にライター・増田明代さんと編集者・森絵美さんのトークセッション、12日にたんぼぽ文庫絵本塾・滝川幸子さんと講談社おはなし隊・猪口まり子さんのトークセッション、17日にしもかわらゆみさん、大塚健太さん、くさかみなこさんのスペシャルトークイベント＆サイン会を行う。開催時間は各日とも13時30分～15時。

　9日・15日は「絵本作家さんたちとのティータイム」を開く。2日間合計で15人の絵本作家が来場する。

　赤崎さんは「さまざまな形で長く地域の活動を行ってきた中で、人と人がつながる楽しさや素晴らしさを日々感じている。そんな人とのつながりやそのきっかけをつくる手立ての一つとして、大好きな絵本のイベントを企画した。盛りだくさんの企画で来場をお待ちしている」と話す。

　開催時間は10時～16時。7月17日まで。トークイベントの定員は各20人で要予約。来店とインスタグラムのダイレクトメッセージで当日まで受け付ける。原画展・パネル展は予約不要（ワンドリンクのオーダーが必要）。サイン会への参加は絵本の購入が必要。