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松戸・常行院で「花まつり」 誕生仏の公開、音楽ライブなど

「花まつり」は境内にステージを設営して行う

「花まつり」は境内にステージを設営して行う

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 二ツ木山常行院(松戸市二ツ木、TEL 047-340-2491)で4月7日、「二ツ木常行院花まつり2024」が開かれる。

シンガー・ソングライターの花男(はなお)さん

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 花祭りは4月8日に釈迦(しゃか)の誕生を祝う仏教行事。釈迦が生まれた時に天から温泉、冷泉、香湯が降ったという伝説にちなみ、釈迦の誕生時の姿を表す仏像「誕生仏」に甘茶を注いで祝う習慣がある。

 常行院は東漸寺(松戸市小金)の隠居寺として1502年に開創された浄土宗の寺院。2018(平成30)年から花まつりを開催しており、今回が5回目となる。同寺では誕生仏を「花まつり」の日のみ公開する。

 境内のステージで、住職の郡嶋昭示さんによる法話のほか、袖ケ浦市在住のキーボード奏者の高橋康宏さん、常磐線北小金駅前のライブカフェバー兼音楽学校Throbber(スローバー)の講師によるバンド「Throbber Trio」、北海道在住のシンガー・ソングライターの花男(はなお)さんらによるライブを行う。

 郡嶋さんは「出演者にロックミュージシャンが多いが、私が青春時代にライブハウスなどで彼らの音楽に魅了されていたのがその理由。だんだんライブハウスに行けなくなり、それなら寺で演奏してもらおうと思ったのがきっかけ。通常はライブハウスに行かないと触れられないパフォーマンスを、特に子どもたちに見てもらいたい」と話す。

 カフェコーナーで甘茶やインドコーヒーを販売するほか、フードバンク協力コーナーで食品を募る。常温保存可能で、賞味期限が1カ月後以降のものに限る。集まった食品は、子ども食堂の支援活動を通して食材を必要としている家庭に無償で届ける活動を行っている「とうかつ草の根フードバンク」(流山市鰭ケ崎1)に寄付する。

 郡嶋さんは「お釈迦さまに甘茶をかけて誕生日をお祝いしよう。フードバンクにもレトルト食品や缶詰を持ってきて協力してもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は12時~16時30分。入場無料。雨天の場合は会場を屋内に変更して行う。

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