企画展「つたえる×つながる-美術と歴史の眼(め)で見るまつど」が7月11日、戸定歴史館(松戸市松戸)で始まる。
松戸市教育委員会が主催する同展。矢切、松戸、古ケ崎など、作品に描かれた地域が分かっている絵画や版画、写真など約60点を展示し、大正~昭和の松戸の風景や暮らしを美術作品から振り返る。
今回は、戸定歴史館所蔵の松戸徳川家旧蔵写真と美術作品を組み合わせて展示するのが特徴。地域や自然環境、民俗、地域史など複数の視点から作品を鑑賞できるよう構成する。
会場は、田中寅三の絵画を紹介する第1章、奥山儀八郎の版画を紹介する第2章、板倉鼎・須美子のミニ展示を行う特設コーナー、板倉鼎作品を紹介する第3章、「まつどを象徴する風景」をテーマに長田国夫や及川修次の作品を展示する第4章で構成。作品に描かれた風景を紹介するスライド上映も行う。
会期中は、松戸宿坂川献灯まつりと連携したスライドショー上映会や、「松戸のかるた」を体験できる催しも予定する。
松戸市教育委員会文化財保存活用課美術館準備室の小川滋子さんは「難しく考えず、気軽に作品を見に来てほしい。『この作品の場所、分かるかも』『昔はこうだった』など、自分の目線で作品を見ることで地域への関心が深まり、まつどの美術への興味につながれば」と来場を呼びかける。
開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料は一般=350円、高校・大学生=100円、中学生以下無料。8月23日まで。