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流山でイルミネーションイベント 「光の花」と俳句の投影

一茶双樹記念館の室内に飾られた「光の花」

一茶双樹記念館の室内に飾られた「光の花」

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 イルミネーションイベント「流山エレクトリカル17(セブンティーン)」の第2回が1月27日~29日に一茶双樹記念館(流山市流山6)で開催される。

「流山エレクトリカル17」会場の一茶双樹記念館

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 一茶双樹記念館は、流山市指定記念物(史跡)の「小林一茶寄寓(きぐう)の地」を整備し、1995(平成7)年に開館。江戸時代末期の商家の建物を再現している。「流山エレクトリカル17」の「17」は、俳句の音数「5・7・5」を足した数。第1回は1月17日・18日に開催した。

 主催する流山ツーリズムデザインの大迫まどかさんは「一茶双樹記念館のある流山本町かいわいは、地域の歴史を語る上で欠かせない旧市街地だが、夜間に利用する人は多くなかった。そこで、まず多くの人に知ってもらえるよう、枯れ山水の庭に『光の花』が咲いたら面白い、というアイデアと、俳人・小林一茶がたびたび訪れた地としての『俳句』を組み合わせた、参加型イベントを企画した」と話す。

 同イベントでは館内と枯れ山水の庭園に、花の形をしたオブジェに電灯を入れた「光の花」を配置しライトアップするほか、同館が年間を通じて開催している俳句大会の応募作品の中から選出された秀逸句を、1句ずつプロジェクターでスクリーンに投影する。会場で甘酒を1杯150円で販売する。

 大迫さんは「癒の空間で時を過ごし、俳句を身近に感じてもらえれば。近くに住んでいても来る機会がなかったという人もいるので、今回のイベントをきっかけに、昼間の一茶双樹記念館にも来てもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は18時~20時(最終入場)。入場無料。雨天決行、荒天中止。

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