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松戸で「クラウドファンディング実践研究会」 6団体がプロジェクト発表

NPOのプロジェクトについて互いに意見交換

NPOのプロジェクトについて互いに意見交換

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 まつど市民活動サポートセンター(松戸市上矢切)で5月28日、「クラウドファンディング実践研究会」が開かれた。

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 クラウドファンディングは、プロジェクト達成のために必要な資金の支援者を、インターネットを通じて呼び掛ける手法で、起業資金や製品開発への投資などに活用されている。クラウドファンディングサイトは多数運営されており、支援額も年々増加している。

 同研究会では2月に同センターでクラウドファンディングの活用セミナーを行い、同セミナーの参加者の中から、実際にインターネット上での資金調達を行いたい有志を募った。NPOや市民活動の資金支援を目的に、ノウハウを共有し、第三者視点での広報力向上やパブリシティ獲得、成果を取りまとめ外部に発信していく。

 3回目の開催となったこの日、6団体が実際に挑戦したいプロジェクトを発表し、それぞれについて活発な意見交換が行われた。参加者からは「自団体の中だけで議論をすると、第三者視点がないため新しいアイデアや発見が得にくい。研究会で意見をもらえるのは非常にありがたい」「年内にクラウドファンディングに挑戦できるよう企画を進めていきたい」などの声が聞かれた。

 各プロジェクトは8月から年明けにかけて、各団体で準備が整い次第、始動する予定。同研究会では今後、外部からPRや広報の専門家を招き、意見交換会を開くことも予定しているという。

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