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松戸でフューチャーセッション 若者対象、「働く」テーマに

一つの円になり、リラックスした雰囲気で話を聞く参加者

一つの円になり、リラックスした雰囲気で話を聞く参加者

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 松戸市文化ホール内フューチャーセンター(松戸市松戸)で1月23日、フューチャーセッション「『働く』の未来を考える~『学ぶ』から『働く』へ」シリーズの第1回「『働く』を考える」が開かれた。

グループに分かれ、一人一人の話に熱心に耳を傾ける参加者

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 フューチャーセッションとはさまざまな立場の人が、解決の難しい社会問題についてさまざまな手法で対話を行い、新しい発想やアイデアをもとに解決策を見つける場として、近年多くの地域で行われているもの。松戸市でも市文化ホールの中にフューチャーセンターを設置し、イベントや講座を開いている。

 今回は若者を対象として「『働く』を考える」をテーマに20人の学生と社会人が集まり、ワークシートを使ったグループワークや、ゲストの社会人から会社の紹介や働きがいについての講話と参加者同士の対話の時間が設けられた。人の話を聞くだけでなく、グループワークや対話の時間を設けることで、若者が気づきや発見を得られることが同セッションの特徴。

 同イベントの参加者からは「何となく誘われたから来てみたものの、思っていたより発見があった」「学びもつながりも持てる、とても良い一日を過ごすことができた」といった声が聞かれた。

 同イベントを担当した松戸市教育委員会生涯学習部の佐野友華里(ゆかり)さんは「ただ働くのではなく、自分らしく働くということがどういうことかを若者に考えてほしいと思って企画した。特に学生は実際に働いている社会人と話す機会も少ないため、生の声を聞いて、これからの働き方を考えるきっかけになれば。2回目は企業に行って社会人にインタビューする機会もあるので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

 同イベントは「若者と女性が創造的に働くためのフューチャーセッション」の若者向けイベントとして全3回を予定。開催日時は、第2回「企業・まちへ行く」=2月18日(10時~18時)・20日(13時~18時)、第3回「これからの働き方を考える」=3月26日(13時~17時)。参加無料。学生以外でも働き方を見直したい若手社会人も参加できる。

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