暮らす・働く 学ぶ・知る

松戸で「里やまボランティア入門講座」 里山風景のある未来を

「秋山の森」での講座の様子(画像は前回のもの)

「秋山の森」での講座の様子(画像は前回のもの)

  • 0

  •  

 松戸市で10月21日から全5回にわたり、「第13回里やまボランティア入門講座2015」が開かれる。主催は松戸市みどりと花の課、松戸里やま応援団、松戸まちづくり交流室。

[広告]

 同講座は2003年に松戸市緑推進委員会とみどりと花の課が初めて開講し、緑の活動団体「緑のネットワーク・まつど」、市民活動をサポートする「松戸まちづくり交流室テント小屋」「みどりと花の課」の3者協働による「里やま講座プロジェクト」として引き継がれた。第7回からは、講座より巣立った「松戸里やま応援団」を中心とした3者で継続。市民と行政が手を携え、企画・運営している。

 同講座では、松戸の緑の現状を知り、森の手入れ体験なども行う。さらに、市内に残された貴重な樹林地を見学し、未来に残したい里やまの風景に触れ、緑への関心を深めることができる。

 1日目の講座は「『里やまってなんだろう?』~皆で考えよう!松戸の里やま~」 。講師は森林インストラクター渋谷孝子さんほか。会場は矢切公民館会議室で、開催日時は10月21日9時45分~15時。

 以降のテーマと講師は以下の通り。2日目(11月4日)=「『都市の緑の役割』~松戸の樹林地は今~」(千葉大学大学院園芸学研究科准教授の柳井重人さんほか)、3日目(11日)=「都市樹林が抱える課題」(関さんの森を育む会、溜ノ上レディースほか)、4日目(18日)=「森の手入れ体験とお楽しみ」(みなみの森の会ほか)、5日目(25日)=「まとめと交流」(松戸ふるさと森の会、松戸里やま応援団ほか)。

 定員は20人。市内在住・在勤・在学者を優先する。費用は全5回で3,000円(保険料、教材費を含む)。

 里やま講座プロジェクトのスタッフは「講座のプログラムは、スタッフで意見交換しながら毎回見直しを行い、今年で13年目になる『松戸オリジナル』。あまり堅苦しいものにならないよう、受講生と一緒につくり上げていくような講座にしたい」と話す

 問い合わせは市みどりと花の課(TEL 047-366-7378)まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース