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松戸で「河津桜まつり」4年ぶりに 飲食屋台、福引き大会など

「松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

「松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

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 松戸市の坂川沿道で3月4日・5日、「第11回松戸宿坂川河津桜まつり」が開かれる。

河津桜は例年2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える

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 春雨橋親水広場から小山樋門にかけて約500メートルの区間に植えられ、例年2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜を、飲食屋台や催し物などと共に楽しむ同イベント。2020年~2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止され、4年ぶりの開催となる。会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿と呼ばれていた。

 会場では甘酒、お汁粉などの飲食屋台や、野だて、物品販売などの催しを行う。実行委員会の八嶋正典さんは「坂川沿道でゆったりと花見を楽しめるように、今回は出店の多くを春雨橋親水広場と松戸神社参道に集めた」と話す。飲食は春雨橋親水広場と京葉銀行松戸支店裏の2カ所でのみ可能で、会場内の食べ歩きは禁止する。

 同時開催する「矢切ねぎまつり」では、松戸の特産品である朝採りの矢切ネギ1000本を販売する。前回まで行っていた、矢切ネギのじか火焼きの販売は行わない。

 桜まつりに合わせて、松戸宿エリアの5つの商店会の協賛店舗では3月4日まで、購入額に応じて「河津桜まつり」会場内での買い物や春雨橋親水広場での「新春福引大会」に使える地域マネー「チェリー」を配布する。「新春福引大会」は「チェリー」20枚で1回抽選でき、商店会から賞品を進呈する。

 関連イベントとして戸定歴史館(松戸市松戸)で「戸定さくら雛(びな)」が3月5日まで展示されている。国指定重要文化財の戸定邸の表座敷に手作りのひな人形を飾り、桃の節句を祝う。観覧には入館料(一般250円)が必要。

 八嶋さんは「コロナ禍で開催を休止している間に新たに植樹を行い、坂川の両岸をぐるっと一周歩きながら花見ができるようになったので、楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~16時。入場無料。荒天中止。

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