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JR松戸駅、改良工事に今春着手 北千住、市川に続き出遅れ挽回へ

松戸駅改良工事イメージ

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 JR東日本は2月14日、松戸駅の利便性向上に向けた駅改良工事に今春着手すると発表した。

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 市内を通るJR常磐線、武蔵野線、新京成線、北総線、流山線と、20の駅の中で中心となる松戸駅。バリアフリー工事が3月6日に完成予定で、さらに利便性向上を目指し、東西通路を拡幅。改札内コンコースも拡張するほか、中央改札を統合し、南側(上野方面)に6階建ての駅ビルを建設する。

 同駅の1日平均の乗降客数は約10万人で、JR東日本東京支社の駅の中で42位、県内6位。同駅に乗り入れる新京成線では、1日平均の乗降客数は約11万人で、同線全駅の中で1位となっている。同工事は2014(平成26)年着手の予定が、建築計画変更により延期されていた。

 東葛地域(松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市の6市)を代表する松戸市は、県内で人口総数3位であるにもかかわらず、北千住駅や市川駅の駅前再開発によるイメージ一新や、柏市の大型商業施設誘致などと比べると手つかず状態との印象も持たれてきた。

 市民からは「街の規模に見合った駅になることを期待」「古くて地味なイメージがなくなれば」などの声が寄せられていた。

 駅改良工事は、2026(令和8)年春ごろ、駅南側駅ビルは2027(令和9)年春ごろ完成予定。

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