
「新京成の思い出」「京成松戸線への期待」として寄せられたコメント8つを車内に掲出した新京成電鉄(鎌ケ谷市)の限定編成が3月18日から、新京成線内で運行されている。
同社とと京成電鉄(市川市)が4月1日に合併し、同日から新京成線が京成電鉄松戸線として営業するのに先立ち、衣料品を中心としたセレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」を経営するデイトナ・インターナショナル(東京都渋谷区)を合わせた3社が共同で展開するキャンペーン「ありがとう 新京成」の一環。
2月にそれぞれの公式Xで「新京成の思い出」「京成松戸線への期待」に関するコメントを募集した。沿線住民などから寄せられたコメント420件から選んだ8つの優秀作品を「『ありがとう新京成』トレインジャック」と題し、全ての広告スペースに掲出した6両1編成を運行している。
2023年からプロジェクト「京成フリーク」を展開。京成線沿線地域の魅力向上を目指し、同線の車両や駅をモチーフにしたグッズの販売やイベントを開催してきたデイトナ・インターナショナル ブランディング本部の清宮雄樹部長は「参加型のキャンペーンとしたことにより、地域社会への愛着が深まり、多くの人が楽しめるような設計にできた」と話す。
3月31日まで。