かき氷専門店「かき氷ヤスタカ」(松戸市東松戸3)が7月23日、オープンした。
店主の岡崎靖貴さんは「昨年9月に『ふわふわなかき氷』と出合ってて衝撃を受け、ぜひたくさんの人に知ってほしいと思い立った」と開業のきっかけを振り返る。岡崎さんがもともと営んでいた防水工事業の傍ら、今年1月に東京都内のかき氷店で勉強を始め、事業と並行する形で開店した。店名は岡崎さんの名前から命名。岡崎さんとスタッフ2人で運営する。
同店は、創作かき氷をオープンカウンターで提供。ピスタチオシロップとラズベリーを使用した「ピスタチオベリーかき氷」(1,300円)、マンゴーソースと角切りマンゴーをかけながら食べる「マンゴーミルクかき氷」(1,300円)、苦味を利かせたコーヒークリームをトッピングした「にがいよダルゴナコーヒーかき氷」(1,100円)など6種類を展開する。月に1・2種類のペースで新メニューを出し、既存のメニューと入れ替えていくという。
岡崎さんは「もともとは独身者が仕事帰りに立ち寄る店をコンセプトにしていたが、オープンしてみると開店時間から地元の家族連れがたくさん訪れ、夕方を前に完売してしまった。うれしい誤算だったが、夕方以降に来店したお客さまを案内できずに申し訳なかった」と話す。現在は開店時間の直前に予約台帳を店の前に設置し、10席のうち6席を予約客用に、4席を飛び込み客用に振り分けている。
岡崎さんは「来店時は暑くても、かき氷を食べているうちに寒くなってくるお客さまが多いため、セルフサービスで温かいほうじ茶を提供している。ブランケットも用意しているので、気軽に声を掛けてほしい」と呼び掛ける。
岡崎さんは「当店のかき氷でお客さまが笑顔になってくれたらうれしい。私たちもかき氷を通して皆さんと交流できるのを楽しみにしている。近い将来、お客さまや食材を提供する業者と一緒に何か面白いことを企画できれば」と意気込む。
営業時間は14時~19時(ラストオーダー)。金曜・土曜・日曜のみ営業。