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新松戸にビスコッティ専門店 店主がイタリア生活で出合った焼き菓子提供

ビスコッティ専門店「ビナーシェ」店主の山本慎弥さん(右)と森田泰弘さん

ビスコッティ専門店「ビナーシェ」店主の山本慎弥さん(右)と森田泰弘さん

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 ビスコッティ専門店「Binasce(ビナーシェ)」(松戸市新松戸4)が10月11日、オープンした。

「ビナーシェ」店舗内部

 ビスコッティはイタリア中部、トスカーナ地方の伝統的な焼き菓子。イタリア語で「2度焼きする」を意味し、時間をかけて焼くことによる歯応えの良い食感が特徴。店名は、イタリア語の「ビ(2度)」と「ナーシェ(生まれる)」を組み合わせた造語。「食材として生まれた素材がビスコッティとして再び生まれるように、会社も私たちも誕生を繰り返しながら成長していく」ことをコンセプトに命名したという。

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 店主の山本慎弥さんは「東京都内のイタリア料理店に勤務した後、料理の研さんのためイタリアで暮らす中でビスコッティに出会った。帰国後、さまざまな機会に作って振る舞ったビスコッティの評判が良かったことから、専門店としての開業を思い立った」と話す。

 2014(平成26)年からネットショップや催事、卸などでビスコッティを販売し、今回初めて工房を兼ねた店舗を開設した。製造担当の山本さんと、販路拡大・ウェブサイト整備担当の森田泰弘さんの二人を中心に店を運営する。

 同店のビスコッティは、千葉県産落花生、アーモンドチョコ、ゴールデンベリーなど12種類のフレーバーを展開しており、Sサイズ(30グラム入り)270円。贈答用に店名が箔押しされた箱(110円、165円)も用意している。ビスコッティのほか、自家製のグラノーラとローストナッツ、ドライフルーツ、コーヒー豆も販売する。

 食材の小麦粉は北海道産100%、ドライフルーツは有機栽培のもの。山本さんは「国産ありき、有機ありきではなく、おいしいことが大切。自分がおいしいと感じるものが自然と国産や有機になっていった」と話す。

 山本さんは「日本国内では、ビスコッティはコーヒーにつけて食べるものと言われることもあるが、トスカーナでは食事の後、会話を楽しむ時間にデザートワインと一緒に食べるのが代表的な食べ方。そんな食文化も伝えられるよう、ゆくゆくは酒類販売業免許を取得してお酒も一緒に提供できたら。自宅用にもギフト用としても利用してもらえる、地域に必要とされるお店になれればうれしい」と笑みを見せる。

 営業時間は11~18時。日曜・月曜定休。