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流山で人形供養の法要 愛情注いだ人形に感謝を込めて

2018(平成30)年度の流山人形供養会の様子

2018(平成30)年度の流山人形供養会の様子

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 「流山人形供養会(え)」が12月5日、成顕寺(流山市駒木)で開かれる。

2019(令和元)年度の流山人形供養会は雨天のため釈迦堂で行われた

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 壊れたり不要になったりした人形を集め、僧侶の読経の後におたき上げ(焼却)することによって供養する同行事。毎年10月第2土曜に行われてきたが、台風などの影響を受けるようになったため、今回から12月第1土曜に変更された。

 主催する流山市観光協会の担当者は「私たちが愛情を注ぎ親しんだお人形たちに、感謝の心を捧げ祈り慰める会として、子どもたちに物を大切にする心を養ってもらおうと、毎年開催している伝統行事。今年で36回目を迎える」と話す。おたき上げの様子を撮影した写真「感謝」は、同協会が主催する「厳選!とっておきの流山フォトコンテスト」で2012(平成24)年度にグランプリを受賞した。

 供養する人形は当日の持参のみ受け付ける。ひな人形、五月人形、ぬいぐるみ、博多人形など(陶器人形可)を受け付けるが、ケースや飾りなどは事前に外す必要がある。例年、参列者の焼香と合掌とともに法要を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、法要は同協会の関係者のみで行う。

 人形の受け付け=9時~10時30分、式典・法要・おたき上げ=10時~11時。献香料(2,000円~)が必要。雨天決行・荒天中止。

 問い合わせは同協会事務局(電話04-7168-1047)まで。会場への問い合わせは不可。

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