今年で17回目となる「子ども本まつり」が、8月30日まで子ども読書推進センター(松戸市松戸)で開催されている。
毎月、未就学児・小学生向けにボランティアが読み聞かせをする「おはなし会」や乳幼児向けの「親子絵本講座」を毎月開催している同センターが、夏休み向け特別企画として親子で参加できるワークショップやボランティア講師を招いて、理科実験の様子を分かりやすく解説した「見てトクする自由研究」展示などを行う。
今年は松戸市制施行75周年記念として、今年5月に亡くなった絵本作家、児童文学者かこさとしさんの著作を集めた「『子どもは未来』 ~かこさとしの楽しい世界~」を同時開催し、大人も参加できる内容となっている。
松戸市立図書館の児童担当者は「子どもたちが話を聞くことから始めて、本を読むようになり、やがて本が好きになってもらうことが狙い。面白い、楽しい本がいっぱいあることを知ってほしい。『子ども本まつり』が図書館に足を運ぶきっかけになれば」と話す。
開催時間は9時30分~17時。月曜定休。参加無料。問い合わせは、同センター(TEL 047-331-0077)まで。