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松戸神社で「神幸祭」開催へ 11年ぶり本来の形式、古式装束の行列巡行

宮神輿を担いで巡行する一行(過去の神幸祭の様子)

宮神輿を担いで巡行する一行(過去の神幸祭の様子)

 松戸神社(松戸市松戸)の「神幸祭」が10月18日、松戸駅周辺で行われる。

多くの参加者や観覧客で埋まる沿道を行列が進む(過去の神幸祭の様子)

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 同社の神幸祭は約270年前から伝わる祭礼行事。例大祭の10月18日が日曜に当たる年に古式にのっとって行われる。昭和初期を最後に途絶えていたが、1989(平成元)年に神社の蔵から木像の四神(しじん)が発見されたことを機に行列を復活した。今回が復活後7回目の斎行となる。

 2020年に予定していた神幸祭はコロナ禍の影響で延期され、2022年に規模を縮小して行った。今年は、1626年創建と伝わる社殿の創建400年記念事業の一環として、2015(平成27)年以来11年ぶりに本来の形式で行う。古式装束をまとった一行約400人が、松戸駅東西の旧松戸宿の氏子町会を約5.4キロにわたって巡行する。

 行列には稚児(ちご)や宮みこしなどが連なり、古くから伝わる祭具を携える。中でも、四方を守護する霊獣「四神」の青龍(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎、玄武をかたどった木像を行列に伴う例は全国的にも珍しいという。

 行列は松戸神社を出発し、東口方面を巡った後、旧水戸街道、商業施設「キテミテマツド」、松戸駅西口駅前などを経て同神社に戻る。今回は交通渋滞を極力避けるため、巡行順路を大きく変更する。午後のキテミテマツド前から西口駅前にかけては、神幸祭行列の後方に町会みこしが続き、約600人の行列になるという。

 神幸祭実行委員会総務委員長の鈴木征男さんは「この11年で世の中は大きく変わったが、以前より自分たちの地域への関心は高まったように思う。この街に暮らす人々の一つのよりどころになれば」と話す。「町内会では世代交代が進んでいる。参加する子どもたちや若い人たちは今回のことをよく覚えておいて、次の機会に生かしてもらえたら」とも。

 神幸祭の行列を先導する稚児を9月30日まで募集している。対象は松戸市在住の幼稚園児以上小学4年生以下で、定員は午前・午後各30人程度。参加費は1万円。申し込みは松戸神社社務所窓口で受け付ける。

 当日は9時30分から神社で祭典を行い、行列は10時30分に出発、16時30分に戻る予定。

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