松戸市が主催する「生涯×パラスポーツ体験会」が2月9日、柿ノ木台公園体育館(松戸市松戸)の競技場で開催される。
昨年2月の「生涯×パラスポーツ体験会」での室内モルック体験の様子
松戸市が掲げる「誰もが一生涯スポーツに親しめるまち」というスポーツ推進計画の基本理念に基づき、障害の有無や年齢、性別を問わず、市民一人一人がスポーツを楽しむことができるきっかけづくりを目的に同イベントを行う。昨年2月に次いで2回目の開催。
当日は、車いすバスケットボール、車いすラグビー、フィンランド発祥のアウトドアスポーツ「モルック」を室内向けにアレンジした室内モルック、鈴の入ったボールを互いに投げ合い得点を競うパラスポーツ「ゴールボール」、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに赤・青のボールをいかに近付けるかを競うパラスポーツ「ボッチャ」の5種目の体験を用意する。
いずれも松戸市出身で、昨年開かれたパリパラリンピックの車いすラグビーで金メダルを獲得した羽賀理之選手と、車いすバスケットボール元日本代表の湯浅剛選手がゲストとして参加。それぞれの競技のデモンストレーションを行うほか、体験参加者に対する競技の説明・指導に当たる。
松戸市文化スポーツ部スポーツ振興課の長谷川達也さんは「今回のイベントで多くの人がスポーツを楽しみ、パラスポーツへの理解につながることを願っている」と話す。
開催時間は9時30分~12時。参加無料。入退場自由。室内履きの持参が必要。