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流山「かねき」が新装開店 1階部分をリノベーション、喫茶営業も

「かねき」店舗外観

「かねき」店舗外観

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 日本料理店「かねき」(流山市流山5、TEL 04-7158-0068)が7月6日、リニューアルオープンした。

「かねき」のカウンター席(10席)。調理する様子を席から見ることができる

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 4代目店主の渡邊昭一郎さんは「明治時代から、現在の店舗よりさらに江戸川に近い場所で食堂をしていたが、1958(昭和33)年に父が現在の場所で料理屋を開いた。1997(平成9)年に自分が父の後を継いだ時、それまで10年以上京都の料理屋で働いていたことから『京料理 かねき』として営業を始めた」と話す。

 同店は今年1月31日から改装のため休業していた。「今まで店を支えてくれたお客さまに少しでも良い環境で食事をしてもらうために、1階部分をリノベーションした。今後は京料理だけでなく日本料理を幅広く提供するので、店名も『かねき』に改めた」と渡邊さん。店舗面積は約60坪。席数は、カウンター=10席、テーブル=4卓16席、個室=2室10席。

 「京都のデザイン事務所に店のデザインを依頼し、京言葉で『おくどさん』と呼ぶかまどや、玄関の石、庭などの部材を自分たちで京都から運び、施工はかなりの部分を自分たちで行った。テーブルの漆も自分たちで塗った」と話す。

 メニューはお任せのコース料理のみ。価格は、昼食(7品)は6,050円、8,470円、夕食(9、10品)はテーブル席・個室=1万2,100円、1万8,150円、カウンター席=2万1,780円、季節のおまかせ料理=2万4,200円~。

 7月下旬から、同店内で火曜~金曜の13時~16時30分に「茶房 香(こう)」の営業も始め、コーヒー、紅茶、日本茶と、ティラミス、フルーツパフェ、蒸しプリンなどのデザートを提供する。渡邊さんは「1人か2人でゆったり楽しんでもらえる店にしたい。デザートはテイクアウト用も提供するが、SDGsを意識してプラスチックではなく陶器やガラスの器を使い、次回購入時に器を返却してくれた場合は代金を割り引く」と話す。

 営業時間は、ランチ=平日12時~12時30分(ラストオーダー)、土曜・日曜・祝日11時30分~13時(ラストオーダー)、ディナー=17時30分~、18時~、18時30分~。前日までに要予約。14時~17時に電話で受け付ける。子どもは10歳以上で、大人と同じ料理を食べられる場合のみ入店可。月曜および第2・第4日曜のディナー定休。

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