「千葉県誕生150周年記念 流鉄トレインマーケット」が3月16日、流鉄流山線の流山駅（流山市流山1）と馬橋駅（松戸市馬橋）で行われる。

白みりん電車

　両駅に停車している車両内と駅構内に模擬店を開く同イベント。流鉄と流山市、松戸市、両市の観光協会などで構成する「流鉄沿線活性化実行委員会」の主催で、一昨年と昨年に続き3回目の開催になる。

　開催のきっかけについて、同イベントの事務局を務める流山市経済振興部流山本町・利根運河ツーリズム推進課の長妻美樹さんは「2015（平成27）年から開催していたイベント『流鉄BEER電車』をコロナ禍により中止せざるを得なくなったことから、コロナ禍でも開催できるテイクアウトイベントを企画した」と話す。

　流山駅では白みりんを、馬橋駅ではコーヒーを、それぞれテーマに据え、両市内の飲食店と食料品店など合わせて14店が総菜やスイーツを販売する。流山駅では「姉妹都市物産展」として、同市の姉妹都市である福島県相馬市と長野県信濃町、岩手県北上市から4店が出店し、海産物や菓子などを販売する。会場内に飲食スペースは設置しない。

　イベント当日に流鉄流山線の各駅で1日フリーパス（大人用＝500円、小学生用＝250円）を購入した人には、同イベントで使える割り引き券（大人用＝200円分、小学生用＝100円分）を先着順で進呈する。

　同じく千葉県誕生150周年記念事業として3月31日まで開催中の沿線宝探しイベント「彩り電車と思い出の宝探し」と連動した企画も実施。謎を解いて宝箱を発見したことが分かる画面を会場で提示した先着300人に、流鉄トレインマーケットでしか手に入らないという特別なデザインのクリアファイルを進呈する。

　長妻さんは「この機会に2つの流鉄イベントを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

　開催時間は11時～15時。雨天決行。商品を購入する場合に限り改札内への入場は無料。