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流山でイルミネーションイベント 江戸末期の商家と庭園に「光の花」

一茶双樹記念館の室内に飾られた「光の花」

一茶双樹記念館の室内に飾られた「光の花」

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 イルミネーションイベント「流山エレクトリカル17(セブンティーン)」が1月19日~21日に一茶双樹記念館(流山市流山6、TEL 04-7150-5750)で開催される。

一茶双樹記念館

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 同館は、流山市指定記念物(史跡)の「小林一茶寄寓(きぐう)の地」を整備し、1995(平成7)年に開館。江戸時代末期の商家の建物を再現している。「流山エレクトリカル17」の「17」は、俳句の音数「5・7・5」を足した数。

 主催する流山ツーリズムデザインの大迫まどかさんは「当館のある流山本町かいわいは、地域の歴史を語る上で欠かせない旧市街地だが、夜間に利用する人は多くなかった。そこで、まず多くの人に知ってもらえるよう、枯れ山水の庭に『光の花』が咲いたら面白い、というアイデアと、俳人・小林一茶がたびたび訪れた地としての『俳句』を組み合わせた、参加型イベントを昨年初めて開催した」と話す。昨年は1月に2回、3月に1回、それぞれ3日間の会期で行ったが、今年はこの3日間のみの開催となる。

 館内と枯れ山水の庭園に、花の形をした紙とポリプロピレン製のオブジェに電灯を入れた「光の花」を配置しライトアップするほか、同館が年間を通じて行っている俳句大会の応募作品の中から選出された秀逸句を、1句ずつプロジェクターでスクリーンに投影する。

 大迫さんは「昨年好評だった和のイルミネーションイベントを再び開催する。期間中は『流山本町ぶらぶらシールラリー』も開催中なので、流山本町巡りの締めに一茶双樹記念館を訪れてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は18時~20時(最終入場)。入場料は300円(温かい麦茶付き、中学生以下無料)。雨天決行、荒天中止。

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