人形供養法要が法要館(松戸市河原塚、TEL 047-703-9393)で2月8日に開かれる。
法要館は都立八柱霊園の正門前に位置し、有志の僧侶、神職が運営する、宗旨・宗派を問わず利用できる礼拝施設。大慈山仏心寺八柱支院と出雲大社埼玉分院八柱支部があり、法要・祈とうのほか、墓所清掃・墓参りの代行などを行う。ボランティアと共に八柱霊園内の無縁塚の清掃を行う「無縁塚を守る会」、子ども食堂への食料品の支援など、地域貢献活動も行っている。
人形供養は2カ月に1度、偶数月の第2水曜に行う。供養の申し込み(人形の持ち込み)は、定休日の月曜を除く9時から14時45分まで、法要当日は12時まで同館で随時受け付ける。人形以外に、ぬいぐるみ、遺品、写真など、思い出の品の供養も行う。法要は自由参加で、参列を希望する場合は、前日までに電話で予約するか、供養の申し込みの時に参列する旨を伝える。
法要館の住職、新田崇信さんは「法要は、愛着を持っていた物とお別れする、一つの区切りの場。読経を聴き、静かな時間を過ごすことで、人形を持参した人の思いが整理され、あらためて日常をスタートするきっかけの時間となれば」と話す。
開催時間は13時~13時30分。供養料は人形1体1,000円、段ボール箱にまとめている場合は1箱(みかん箱サイズ)5,000円。ガラス、陶器、金属類は要相談。