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新松戸にそば店 信州産そば粉で自家製「食べ応えのそば」

「たぬきときつね」店主の山根大助さん

「たぬきときつね」店主の山根大助さん

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 そば店「たぬきときつね」(松戸市新松戸1、TEL 047-718-7176)が4月10日、オープンした。

「たぬきときつね」の冷やしたぬき蕎麦(770円)

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 店主の山根大助さんは「会社員をしてきたが、今年1月から準備を始めて開業した。兄弟や親戚が飲食店を経営していて、以前からあこがれがあった」と話す。店名は看板メニューの「冷やしたぬき蕎麦(そば)」には油揚げものせてあり、きつねそばでもあることから付けたという。

 同店では太めで歯応えのあるそばを提供する。山根さんは「会社員として営業で全国各地を訪れる中で見つけた『喉越し』でなく『食べ応え』が売り物のそばは、関東地方にはほぼ例がない。オープン前に友人・知人にそばを食べてもらったところ麺が硬いと言われたので、初めからメニューに『やや太め硬めの麺を使用しております』と書くようにした」と笑みを見せる。

 メニューは器の底に入れたたれと油揚げ、天かすを麺に絡ませながら食べる「冷やしたぬき蕎麦」(770円)、豚ばら肉入りの温かい汁にそばを漬けて食べる「肉汁つけ蕎麦」(820円)、もり蕎麦(710円)の3つのみ。「お客さんに新鮮なまま提供できるよう、あえて品数を絞った」と山根さん。席数は30席で、座敷席、カウンター席のほか、10人までの個室が1つある。

 そば粉は信州産。麺は通常のおよそ1.5倍の太さ(2.3ミリ)になるよう、特注の刃を搭載した製麺機で毎朝作り、油揚げは市内の安藤豆腐店から仕入れている。

 山根さんは「客層は近隣の住民が中心で、リピーターが7~8割。昼食と夕食の間の時間帯も開いているので、近くにお勤めの方や外回りの営業の方の遅めのランチにも利用してほしい」とアピールする。

 営業時間は11時~20時(まん延防止等重点措置解除後は22時まで)。水曜定休。

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