「和欧食堂 CROPS 1991」(松戸市本町、TEL 047-711-5106)が1月8日にオープンした。
「CROPS 1991」店内。カウンター、テーブル合わせて21席
店主の吉野修司さんは鎌ヶ谷市出身、松戸市在住。1991(平成3)年からおよそ30年にわたり東京都内のホテルレストランに勤務し、約1年前から独立開店の準備を始めたという。店名の「CROPS(クロップス)1991」は、自身のキャリアにちなみ「1991年からの収穫物」という意味。
吉野さんは「一人での営業のため、たくさんの種類の料理は出せないので、得意な豚肉料理をメインにした」と話す。当初は40代~50代の男性を主なターゲットにとんかつ専門店を開く予定だったが、準備を進めるうちに女性も入りやすい店にして客層を広げた方が良いと考えるようになり、現在のメニュー・内装になった。実際の来店客も、性別、年齢共に幅広いという。
同店で提供する豚肉は、うま味を最大限に引き出すために長時間低温加熱熟成(コンフィ)を施したもの。「赤い部分があるが、火は通っているので安心して召し上がってほしい」と吉野さん。ランチメニューは低温熟成豚カツレツ(自家製ウスターまたはミラノスタイル、1,250円~1,350円)、低温熟成豚ステーキ(味付け3種類、1,100円~1,350円)などを展開。
豚肉料理以外には、国産牛ミスジカツレツ(ランチ110グラム1,300円~)、国産鶏熟成カツレツ(1,050円)など。ディナーは前菜が付き、価格が100円~150円上がる。テークアウトは「低温熟成豚欧風テリヤキ弁当」(950円)、「仔羊ハンバーグ弁当」(1,200円)、「スパイシービーフカレー弁当」(1,050円)を提供。予約は店頭で、受け取り希望時刻の30分前まで受け付ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~19時30分(以上ラストオーダー、営業時間短縮要請解除後は20時30分まで)。火曜、第3月曜定休。