ハワイアンカフェ「Yollowte coffee.(ヨロウテコーヒー)」(TEL 047-702-3723)が松戸市新松戸にオープンして1カ月がたった。
店主の石塚博之さんの前職は海上自衛官。カフェ経営に以前からあこがれていたという。昨年10月に退職後、約1年の準備期間を経て開店した。博之さんは、サーフィンスクール運営団体「サーフネーション・ジャパン」に6年前の立ち上げ時から参加するベテランサーファーの一面も持つ。
店内は入り口付近を白色、奥を水色ベースに、木製のカウンターとテーブル席を配置。「海辺に建つ木造の小屋」をイメージしているという。カウンター席近くの壁と店の外装には古民家で使われていた木材を使い、アンティーク感を演出する。席数は26席。12人までの宴会利用にも対応する。
メニューは、ハンドドリップコーヒー(450~550円)、ロコモコなどのランチメニュー(1,000円)、パンケーキ(1,100~1,350円)、ハワイコナビール(瓶)(750円)など。朝はトーストセット、ランチにはご飯ものを中心に、カフェタイムはパンケーキやケーキセットなどのスイーツ、夜のバータイムは酒やおつまみなど、時間帯ごとに異なるメニューを提供する。
「コーヒーは注文を受けてから豆をひき、ひとりひとりに心を込めて入れている。まずコーヒーを飲んでほしい。ご飯やパンケーキはその後で楽しんでいただければ」と石塚さん。「『久しぶりにうまいコーヒーを飲んだよ』とお客さまに言われるとうれしいし自信につながる」とも。
店名の「ヨロウテ」は、「みんな一緒に」という意味の種子島の方言。石塚さんが懇意にしているという種子島のサーフショップの店主が名付けた。石塚さんの「地域の人々と一緒に育てる店にしていきたい」との思いが込められている。
営業時間は、月曜~土曜日=9時~21時、日曜・祝日=9時~20時。