中華料理店「松戸香房」(松戸市根本)は12月5日から、新メニュー「麻婆春雨」と「牛肉炒飯」を提供している。
汁なしタンタン麺やピーナッツ風味の「アモイ沙茶麺」などの中華料理を提供する同店。今回の麻婆春雨と牛肉炒飯は、店主の高子峰さんの出身地である福建省料理の「月替わりメニュー」から定番化されたもの。
麻婆春雨は、定番の麻婆豆腐や麻婆茄子と同じ味付けで、四川風の唐辛子を多く使用したベースに酢の酸味を加えて、土鍋で調理する。高さんは「福建省では麻婆春雨にカニを使うことが多く、そこに着想を得てカニ風味かまぼこを彩りで加えた」と話す。
牛肉炒飯は、台湾の代表的な麺料理である「台湾牛肉麺」でも使用する牛肉を細かく切って、米や野菜とともに炒めて調理する。「醤油や豆板醤で炒めた濃い味付けが魅力の牛肉は、生から肉を炒めた炒飯では出せない味わいを出すことができる。濃い味が好きな方はぜひ」と高さん。
高さんは「月替わりメニューは、『よくお越しいただいているお客さまにも新しいメニューを楽しんでほしい』という思いで提供している。1月はのりとひき肉を使った『海苔餃子』をお出しする予定。同じ材料を使うものなどで工夫して、これからもさまざまな中華料理を提供できれば」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~23時30分。月曜・祝日定休。