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松戸で「科学と芸術の丘」 参加・対話の機会拡充、交流スペースも新設

昨年の「科学と芸術の丘」で開かれた「丘のマルシェ」の様子(撮影=Yoshiaki Suzuki)

昨年の「科学と芸術の丘」で開かれた「丘のマルシェ」の様子(撮影=Yoshiaki Suzuki)

 「科学と芸術の丘2026」が10月24日・25日、戸定邸(松戸市松戸)、松雲亭、戸定が丘歴史公園などで開かれる。

作品について感じたことや気付いたことを参加者同士で話す「おしゃべり鑑賞会」

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 科学と芸術の丘は2018(平成30)年から毎年開かれ、今年で9年目。テーマは「Weaving the Microcosmos -小宇宙を編む-」。作品を見るだけでなく、制作への参加や、作品を通した思考・対話の機会をこれまで以上に取り入れる。

 展示の一つ「The Garden Experiment」は、スイスと日本をつなぐ市民参加型プロジェクト。昨年、スイス約200カ所と松戸を中心とする日本約100カ所の庭や畑で、土壌の微生物の多様性を回復させるための実地調査を行った。今年は実験の映像や参加した市民の写真・言葉、土などを展示し、調査の結果と市民との協働の過程をサイエンスアートとして表現する。

 果物や野菜由来のインクを使う描画ツール「pHen」の作品や、糸と光を使った穴井佑樹さんの作品「layers」なども展示する。

 戸定邸表座敷棟には今回、新たに「ラーニングスペース」を設ける。これまでの科学と芸術の丘に関する資料を自由に閲覧できるようにし、展示を鑑賞した来場者同士が感想や考えを交わすことができる場とする。

 ワークショップは4種類。戸定が丘歴史公園の梅園で、参加者が体を動かしながら互いの動きや周囲の自然に応答し、一度きりの「動く風景」をつくる「Moving Landscape:Dancing Neighbours - Movement Workshop」や、作品を巡りながら感じたことや気付いたことを参加者同士で話す「おしゃべり鑑賞会『断片からはじまる小宇宙』」などを行う。作品やプロジェクトに関連したトークも行う。

 戸定が丘歴史公園では、カフェやショップが出店する「丘のマルシェ」も開き、焼き菓子、パン、コーヒー、弁当などを販売する。出店者は日によって異なる。

 共同ディレクターの岩澤哲野さんは「アートや科学、自然、身体、まちの活動など、さまざまな入り口から異なる『小宇宙』に触れてほしい。戸定邸とその周辺を巡りながら、作品や人、場所との思いがけない出会いや、新たな気付きを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は24日=10時~16時30分、25日=10時~16時。料金は、一般=1,500円(前売り1,000円)、高校生・大学生=1,400円(同900円)、松戸市在住・在勤・在学者=500円、中学生以下無料。前売り券はチケット販売サイト「Peatix」(ピーティックス)で販売する。ワークショップは事前予約制で、企画により別途参加費が必要。戸定が丘歴史公園と丘のマルシェはチケット不要。

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