
「クラシック・吹奏楽出身者向けジャムセッション会」が2月24日、飲食店「パーティーパタータ」(柏市新柏1、TEL 04-7166-2383)で開かれる。
昨年3月に流山市の物流センター「GLP ALFALINK流山」で行ったコンサートの様子
主催は、千葉県東葛地域でそれぞれプロの音楽家団体の代表をしているメンバーが集まり2023年に設立した団体「音葛(おとかつ)」。現在は10人ほどのメンバーが所属し、柏市内の飲食店やショッピングモール、高齢者施設、野田市内のテニスクラブなどでコンサートを開いている。
「音葛」がジャムセッション会を開くのは今回が初めて。同団体のメンバーで、柏市内でドラム教室を運営する渡辺達文さんは「クラシックや吹奏楽出身の人は、演奏技術がありながらも即興演奏に苦手意識があり、ジャムセッションへの抵抗感がある方が多いので、それを解消したいと思って企画した。ジャムセッションに必要なスキルを身に付けてもらいながら、交流できたら」と話す。
渡辺さんのほか、レストラン兼ライブハウス「Music spot Hi-way」(松戸市稔台1)を経営する田村嘉章さん、野田市内でクラリネット・ピアノ教室を運営する薗田可奈子さんがホストメンバーを務める。楽譜集「ジャズ・スタンダード・バイブル」に収録されている曲の中から、課題曲「ウォーターメロン・マン」「枯葉(かれは)」を中心に演奏する。
会場にはドラム、ピアノ、アンプ(ギター・ベース用)が設置されている。それ以外の楽器・機材は持参が必要。
渡辺さんは「ジャムセッションが初めての人でも演奏しやすいように課題曲を決めた。1曲でも予習してあればセッションに参加できるので、この機会に参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は14時~17時(13時30分開場)。料金は演奏者=2,000円、見学者=500円。予約不要。