イチジク農園「ファーム根本」(松戸市幸田、TEL 090-6193-4688)が「第2回農業体験プラン」を6月5日から行う。
同園は2015(平成27)年開園。40アールの畑で5品種、約220本のイチジクの木を栽培している。今年3月に行った第1回農業体験プランでは、イチジクの木の枝から自宅で栽培できる苗を作った。
今回は、イチジクの実に養分が十分に届くように不要な新葉を摘み取る「芽かき」と、実に傷が付かないように枝を固定し、木の形を整える「誘引」を体験する。芽かきで摘んだ葉でイチジクオイルも作る。イチジクの葉の甘い香りがするオイルで、料理の隠し味やドレッシング、ソテーする際のアクセントなどに使えるという。作業後は、イチジクを使ったスイーツを食べながら同園のスタッフと交流する「お茶会」を行う。
代表の根本一夫さんは「体験を通して、イチジクという果樹を身近に感じ、もっと好きになってもらいたい。植物の生命力の素晴らしさ、農業の楽しさを広めていきたい。当農園のことも、遠目からでなくもっと近くに感じ、気軽に遊びに来てもらえたら」と話す。
開催日は6月5日、9日、15日、19日、22日、30日。開催時間は、午前の部=10時~11時30分、午後の部=14時~15時30分。定員は各回10人。参加費は大人=3,000円、小中学生=1,500円(未就学児不可)。雨天決行。参加申し込みは同園への電話と、インスタグラムの投稿に記載されたフォームで開催当日まで受け付ける。