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流山の日本茶カフェが1周年 築130年の古民家で和食膳セット、スイーツも提供

「葉茶屋 寺田園」外観。1889(明治22)年に建築された、国登録有形文化財の「寺田園茶舗」を再活用している

「葉茶屋 寺田園」外観。1889(明治22)年に建築された、国登録有形文化財の「寺田園茶舗」を再活用している

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 日本茶カフェ「葉茶屋(はちゃや) 寺田園」(流山市流山2、TEL 04‐7190‐5601)が8月27日、オープン1周年を迎える。

「葉茶屋 寺田園」の日本茶。国産茶葉の煎茶、ほうじ茶、和紅茶(各605円)、オリジナルブレンド茶(3種類、各715円)をそろえる

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 店舗は1889(明治22)年に建築され、茶葉や乾魚などを販売していた国登録有形文化財の「寺田園茶舗」を再活用。店舗面積は約24坪、席数はカウンター=3席、テーブル=14席。2階には流山市在住の万華鏡作家、中里保子さんの作品をはじめとした万華鏡作品を展示・販売する「流山万華鏡ギャラリー&ミュージアム」を併設する。

 同店の日本茶は、国産茶葉の煎茶、ほうじ茶、和紅茶(以上605円)のほか、日本茶専門店「櫻井焙茶(ばいさ)研究所」(東京都港区)によるオリジナルブレンド茶(3種類、各715円)をそろえる。

 砂糖と油を使わず、みりんの力を生かした和食膳「TERADAZEN」(1,540円)、スイーツとドリンクが付いたランチセット(2,420円)を提供。流山特産の白みりんのほか、流山産の野菜や卵を使用しているという。みりんを使ったカスタードクリームが入った「流山みりんのパイ生地シュークリーム」(682円)など単品スイーツも用意する。

 7月から、みりんとココナッツミルクを使った「流山みりんのCOCOパンナコッタ」(660円)、自家製レモンシロップに炭酸で抽出した緑茶を合わせた「煎茶スカッシュ」(715円)、赤ジソを酢で煮出したシロップにみりんを加えた「赤紫蘇(しそ)みりんソーダ」(660円)の提供を始めた。

 1周年記念イベントとして、8月26日からくじ引きを行う。利用額1,000円ごとに1回。景品として急須や同店オリジナルブレンド茶葉、次回来店時に利用可能な割引券などを進呈する(空くじなし)。9月24日まで。

 店主の門脇伊知郎さんは「今まで通り、丁寧にいれたお茶と地元流山の食材を使った食事やスイーツを提供するのはもちろん、新しいメニューにもチャレンジする。これから暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になるので、当店のある流山本町を訪れてもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。

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