松戸市の観光農園「土屋農園」(松戸市松戸新田)が5月28日からジャガイモ掘り体験、6月11日からブルーベリー狩り体験の受け入れを始める。
社長の土屋洋さん、妻の佳子さん、息子の真さんで経営する同農園。真さんは「80年ほど前に祖父が農業を始めて以来、現在は松戸新田の2カ所に合わせて約1ヘクタールの農地を所有し、野菜、果物、ハーブなどを生産している」と話す。ジャガイモとブルーベリー以外には、ラベンダー、枝豆(どちらも6月~7月)、サツマイモ(10月~11月)、大根(11月~12月)の収穫体験ができる。
ジャガイモ掘りの料金は、3株=1,000円、追加1株=250円。ブルーベリー狩りは大人(中学生以上)入園料=1,500円(摘み取り料金200グラム分を含む)、子ども(4歳~小学生)=1,000円(摘み取り料金100グラム分を含む)、追加摘み取り料金は100グラム=400円。申し込みは同農園公式ウェブサイトのメールフォームで受け付ける。
佳子さんは「ジャガイモと同様、収穫期が早めに始まる、ナス、ピーマン、甘長トウガラシ、オクラなど農産物の直売も行っている」と話す。
洋さんは松戸市無農薬栽培研究会の会員で、同農園で使う肥料は有機肥料100パーセントという。「土壌中の微生物や天敵を殺す可能性がある土壌消毒は行わない。フェロモン剤や防虫ネットも一部に使っているが、できるだけ自然な状態で育てている」と洋さん。
佳子さんは「ジャガイモとブルーベリーの畑は新京成線みのり台駅から徒歩6分。駅から近いのが大きな特長。市内・県内からはもちろん、東京都内からも多くの人が体験に来てくれている」と話す。
ジャガイモ掘り体験受け付けは6月19日まで。団体(10人以上)=月曜・水曜・金曜・土曜・日曜、個人=土曜・日曜・祝日。営業時間は、9時~11時30分、13時~15時30分。ブルーベリー狩り営業日は8月31日までの水曜・金曜・土曜・日曜。営業時間は、9時~11時30分、14時~16時30分。雨天休業。