松戸市の本郷谷健次市長は3月26日、週末に当たる3月28日・29日の不要不急の外出自粛、特に都内への外出自粛を発表した。
現在9人(3月26日時点)の新型コロナウイルス感染が確認されている同市。東京都に続く、森田健作千葉県知事からの要請に準じたもので、江戸川を挟んで都に隣接している同市では、人の移動が激しいことから足並みをそろえた形となった。特に「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場面」の3つの「密」を避けるよう注意喚起している。
本郷谷市長は「市内の感染者は3月13日から22日までの10日間確認されておらず、感染者はエジプトのクルーズ船に乗船した方や大阪ライブ参加者などで、現在のところクラスターの発生は起きていないようだ。この間における市民の協力に感謝している」と話す。
「市民の皆さまに我慢を強いる対策を継続しなければならない反面、活動できる環境づくりも必要。日々状況が変わる中で、広報まつど、ホームページ、ツイッター、ポスターなど、様々な媒体を活用して周知を図っていく。これからも協力をお願いしたい」と呼び掛ける。
問い合わせは健康福祉部・健康福祉政策課(TEL 047-704-0055)まで。