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松戸の障がい者就労施設がリユース品販売 ごみ減量と賃金向上への取り組み

粗大ごみから再生したリユース商品

粗大ごみから再生したリユース商品

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 廃品を再生して販売する「リユース工房 みらいず」(松戸市稔台7、TEL 047-710-7201)が5月30日、開所する。

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 松戸市が粗大ごみなどの中から使えそうなものを障がい者就労施設で修理、販売を行う同施設。市内の障がい者就労施設から公募した「まつかぜの会」と「松里福祉会」が連携して、粗大ごみリユース実証事業を行う。

 同事業では、両法人が運営する就労継続支援B型事業所が、市から粗大ごみなどを譲り受け、施設利用者が修理、清掃、販売を行う。昨年11月からイベントやフリーマーケットでのリユース品販売が好評だったことも同事業への取り組みにつながっている。

 障がい者就労施設と連携したリユース事業は全国でも事例が少なく、県内では松戸市が初の取り組みとなる。市では、市内の家庭から出された粗大ごみが同事業によって減量されるとともに、その売り上げが障がい者福祉施設利用者の賃金向上につながることを期待する。

 営業時間は9時~17時。土曜・日曜定休(第2・第4土曜は10時~16時に営業)。オープン初日は10時~10時30分にセレモニーを行う。

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