新松戸中央公園(松戸市新松戸)で4月21日、「新松戸チャリティーフリーマーケット」が開かれる。
1994年の初開催以来、毎年春と秋に新松戸中央公園で開催し、今年で25周年を迎える同イベント。松戸市や流山市などで福祉や教育、環境保護、途上国支援や農業などに関わる住民団体やNPO、個人で構成する実行委員会が主催し、一般市民と運営参加団体を合わせておよそ130店が、衣類雑貨、食べ物や地元農家直売の野菜などを販売する。このほか、子どもが遊べるコーナーや音楽ステージも設置する。
開催当初から「できるだけゴミを出さないお祭り」を目指し、来場者にマイバッグや自分用の箸、皿などを持参するよう呼び掛けるほか、食器持参による割引、食器をレンタルできる「おわん屋」、飲み物容器のデポジット(払い戻し)など、環境保護のための工夫を行っている。 出店者には売り上げの10パーセントを出店料として納めてもらい、運営経費を差し引いた収益金は「地域資金」として地域の市民活動支援や大災害時の緊急支援などに充てる。
実行委員会メンバーの一人は「毎回何カ月も前から実行委員会を開き、準備をするのは大変だが、すべては『障がい者、高齢者、大人、子ども、外国の方も、ここに住む人みんながつながり、楽しく安心して暮らせる地域を作りたい』との思いから、発足から25年続けている。みんなで手作りするエコなお祭り、新松戸チャリティーフリーマーケットに、ぜひ遊びに来ていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天中止。