松戸の坂川沿道で3月2日・3日、「松戸宿坂川河津桜まつり」が開かれた。
早咲きの河津桜を、屋台や催し物などとともに楽しむイベントで、今年で10回目を迎えた。5分咲きから8分咲きの見頃を迎えた桜の下で、早春の水辺の散策を楽しむ多くの人でにぎわった。
会場では焼きそば、もつ煮込み、お好み焼きなどの飲食屋台が軒を連ねたほか、野点(のだて)も行われた。地元の作家や子どもたちが制作したつるし雛(びな)が展示され、会場に彩りを添えた。
同時開催された「矢切ねぎまつり」では、松戸の特産である矢切ネギの炭火焼きや、矢切ネギを使ったパスタなどを提供する屋台に行列ができ、地元の名産品に市民らが舌鼓を打っていた。
さらに、同イベント会場周辺ではコスプレイベント「松戸河津桜フェス4」も行われ、思い思いに着飾った男女が桜を背景に撮影する姿が見られた。