松戸シティフィルハーモニー管弦楽団が9月23日、「森のホール21大ホール」(松戸市千駄堀)で「第40回定期演奏会」を開く。
弦楽器、管・打楽器奏者約80人で構成し、標準構成の管弦楽曲であればエキストラなしで演奏できる同楽団。今回演奏する楽曲はベルリオーズ「劇的物語『ファウストの劫罰(こうばつ)』よりラコッツィ行進曲 作品21」、コダーイ「組曲『ハーリ・ヤーノシュ』」、ブルックナー「交響曲第6番 イ長調」を予定する。
同楽団の広報担当でホルン奏者の岩谷香穂里さんは「『ハーリ・ヤーノシュ』は、ユーモアいっぱいの曲で子どもでも楽しめる。エキストラとして『ツィンバロン』奏者、崎村潤子さんが出演する」と話す。ハンガリーの民族楽器「ツィンバロン」は「ピアノの祖先」ともいわれ、金属製の弦をバチでたたくのが特徴。
岩谷さんは「今回で40回目を迎えられたのは、演奏を聴きに来てくれるお客さんのおかげ。感謝の気持ちを持って演奏したい。子どもから大人まで楽しめるプログラムなのでぜひ、ご家族で足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
13時30分開場、14時開演。入場料は当日=900円(前売り=800円)、高校生以下、60歳以上は500円(当日窓口のみ)。