担々麺専門店「どういうわけで、」(松戸市本町)が6月14日に開店して、1カ月がたった。
四川坦々麺。注文すると白胡麻とすり鉢が届くので、すりながら待つ
店内には漢方の薬剤をディスプレーするほか、BGMにジャズが流し、女性1人でも入りやすく明るい雰囲気を出したという。坦々麺は、四川坦々麺(中細麺、900円)、汁無し坦々麺(中太麺)、汁無し坦々麺エスニック風味(中太麺、以上880円)の3種類。鶏豚骨をベースとしたスープと白ごまをブレンドし、まろやかに仕立てている。
四川坦々麺・汁無坦々麺は、好みで辛さ・しびれをそれぞれ3段階から選べる。店長の山本剛史さんは「以前は医療関係の仕事に携わっていたが、学生時代から趣味だった料理を極めたいと考えて店を立ち上げた。坦々麺で多く使う香辛料は、薬膳につながる。普段の生活で嫌なことや苦しいことがあっても、おいしいものが食べると一日のよい締めになり、何も考えなくていい単純な喜びになる。それを提供したい」と話す。
山本さんは「店名は、私がスキルチェンジした理由を周囲に話してもなかなか理解してもらえず何度も質問され、それが由来」と笑みを見せる。
トッピング各種は100円~150円。サイドメニューは、ひき肉そぼろご飯、温泉玉子かけご飯(250~280円)、御飯、ミニ御飯(100円~130円)。デザートは、杏仁豆腐(120円)。ドリンクは生ビール(500円)、ハイボール・レモンサワー・ウーロンハイ(480円)、ソフトドリンク(200円~230円)などを提供する。
営業時間は11時~翌2時(スープ切れ終了)。