松戸市内の観光梨園で10月中旬まで、「松戸の梨もぎ・直売」が行われている。
「二十世紀梨」の発祥の地である同市では、松戸市観光梨園組合連合会に加入する五香金ヶ作地区・六実地区・高塚上地区・高塚下地区の計52の梨園で、梨のもぎ取りを体験できる。入園は無料で、もぎ取った梨を1キロ650円で購入する。
各園では直売も行われる。サイズごとに分類されて宅配にも対応する「ご贈答用箱詰」と、傷がついたものや小玉を詰めた「お徳用袋詰め」を用意する。
同連合会事務局である市文化観光国際課や松戸市観光協会(松戸市本町7)では、リーフレットを配布し、食べ頃を記した梨の品種一覧とともに、各園の所在地や取扱品種を紹介している。同リーフレットに付属のクーポンを持参することで、園内での1,000円以上の商品購入時に100円の割引が受けられる。
同連合会長である「高春園」の高橋治さんは「毎年遠方からのお客さまもいらっしゃる『観光梨園』は、各園さまざまな品種をご用意させていただいている。皆さんの『おいしい』の一言を励みに梨を作っている。ぜひ味わってほしい」と来場を呼び掛ける。