車いすバスケットボール体験イベントが12月14日、柿ノ木台公園体育館(松戸市松戸)で開催される。
今年2月に開かれた「生涯×パラスポーツ体験会」での車いすバスケットボール体験の様子
松戸市と日本生命上野支社が共催する同イベント。日本生命はスポーツを通じた地域・社会貢献活動として、車いすバスケットボールの体験会、講演会を全国で行っている。松戸市は誰もがスポーツを楽しめる環境づくりや共生社会を目指しており、市が同社からの呼びかけに応じる形で実現に至った。
東京2020パラリンピック女子代表で日本生命所属の北間優衣選手、東京都・千葉県を拠点に活動する車いすバスケットボールチーム「NO EXCUSE」の湯浅剛選手、菊池隆朗選手が講師を務める。湯浅選手は松戸市出身で、昨年と今年の2月に松戸市が開いた「生涯×パラスポーツ体験会」にもゲストとして参加している。
対象は松戸市内在住の小学生。当日は交代で車いすに乗り、ドリブルやシュートの練習、鬼ごっこ、ミニゲームを行う。
松戸市文化スポーツ部スポーツ振興課の榎本恵里さんは「車いすバスケットボールのトップ選手から直接教えてもらえる貴重な機会。学校の体育の授業ではなかなか経験できない競技に触れることで、子どもたちに新たな気付き、発見、未来につながる学びを得てもらえたら」と話す。
開催時間は10時~12時。定員は50人。参加無料。申し込みは、「広報まつど」11月1日号に掲載された同イベントの記事の末尾にある二次元コードからアクセスできるフォームで、11月30日まで受け付ける。応募多数の場合は抽選。