長谷山本土寺(ちょうこくざんほんどじ、松戸市平賀)境内のカエデやイチョウなどの紅葉が現在、見頃を迎えている。
同寺は1277年、日蓮上人の弟子の日朗が源氏の名門平賀家の屋敷跡に開創したのが発祥。日蓮宗の中心寺院の一つで、同じく日朗の開創した長栄山本門寺(東京都大田区)、長興山妙本寺(神奈川県鎌倉市)と共に「朗門の三長三本」と呼ばれている。1000本のカエデ、5000株のハナショウブ、1万株のアジサイの名所としても人気を集め「あじさい寺」としても親しまれている。
同寺職員の梅田篤隆さんは「40年くらい前から『あじさい寺』と共に紅葉の寺としても知られるようになった。五重塔の周辺のほか、受付の手前の仁王門や、本堂右手奥の歴代貫首の墓の周辺にも、紅葉が美しい場所がある」と話す。
有料参拝期間(11月30日から、終了日未定)の開門時間は9時~16時30分(16時まで受け付け)。参拝料は中学生以上=500円。有料期間終了後の開門時間は5時~17時(16時30分まで受け付け)。