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松戸の「アジサイ寺」、見頃に 例年より遅い開花

五重塔を彩るアジサイ

五重塔を彩るアジサイ

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 「アジサイ寺」の愛称で知られる本土寺(松戸市平賀)のアジサイが見頃を迎えている。

さまざまな色のアジサイ

 境内に1万本を数えるアジサイは、今年は平年よりも開花が遅く、今月中までゆっくりと楽しめる。同寺は、地名に名を残す源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられる。鎌倉時代の1277年、領主の曾谷教信(そやきょうしん)の協力により領内の地蔵堂を移して法華堂として始まり、後に日蓮聖人より「長谷山本土寺」(ちょうこくさんほんどじ)と寺号を付けられた。

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 東京都の長栄山本門寺(池上本門寺)、神奈川県の長興山妙本寺とともに「朗門の三長三本」と呼ばれており、日蓮の弟子である日朗に深く関わりがあり、いずれも山号・寺号に「長」「本」の字が使われている。

 同寺執事長の大野要修(ようしゅう)さんは「アジサイを植えたのは明治時代以降で『寿量品(じゅりょうぼん)』という経にある『仏の世界では宝の木に多くの実がなっている』という意味の『宝樹多華果(ほうじゅたけか)』という言葉に由来しており、参拝の方々が寺を訪れるたびに四季の彩りを感じられるよう、桜、花菖蒲(はなしょうぶ)、アジサイ、紅葉などを植えている」と話す。

拝観時間は8時~17時(最終入場は16時30分)。拝観料500円。