まつど市民活動サポートセンター(松戸市上矢切)で12月25日、「まつど0円マーケット」が開かれる。
自分が使わなくなったものを持ち込み、必要とする人がそれを持って帰る場を提供する同イベント。主催は「まつど0円マーケット」実行委員会。まちづくりサロン支援企画として、まつど市民活動サポートセンターが共催する。
開催のきっかけについて、同実行委員会事務局を務めるNPO法人「ディープデモクラシー・センター」の加納基成さんは「松戸駅周辺で路上生活をしている方の生活再建のお手伝いだった」と話す。
「活動に対して多くの方から寄付を頂いた。そうした意思やモノの流れをプラットフォームとして地域に確立したいと思った。お金を否定するというよりも、地域に『貨幣に依存しない領域』を確保するという試みをしていきたい」とも。
当日は、持ち込まれたものだけでなく、映画「都市を耕す エディブルシティ」の上映会、カレーの食堂や折り染めの体験講座も0円で提供する。
加納さんは「0円マーケットは、地域のみんなでつくる明るく楽しい0円経済圏。買ったけど使わないものを、ぜひお持ちいただきたい。手ぶらでも、映画や0円食堂を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~16時。映画上映会は13時~14時30分。