「坂川ながるるブックマーケット」が春雨橋親水広場(松戸市松戸)で10月26日・27日に開かれる。
松戸駅周辺での恒常的な街の活気やにぎわいの創出、市民活動団体の後継者問題などの課題解決を模索するため、松戸市がトノコーポレーション(松戸市稔台1)に委託して9月から行っている「坂川ながるるプロジェクト」の実証実験の一環。
「ことばにまつわるもの・こと」をコンセプトに、各日最大15店が絵本、古本、カレンダー、ZINE(小冊子)、レコードなどを販売。ダンスパフォーマンス、紙芝居も行う。キッチンカーも最大3台出店し、ソーセージ、クレープなどを販売する。
同プロジェクトでは2026年3月まで、さまざまな種類のマーケットや、ワークショップ、広場を活用した活動などの実証実験と、これらの活動に精通した専門家を招いてシンポジウムを行う予定。活動の担い手を募集、育成し、共に具体的な内容を検討していくという。
松戸市都市再生部松戸駅周辺整備振興課の綿引洋さんは「このプロジェクトは『みんなのやりたいをかなえる』プロジェクト。イベントを楽しんで、参加のきっかけとしてもらえれば。特に、今後イベントを運営してみたい人や、松戸駅周辺で店を開きたい人の参加をお待ちしている」と呼びかける。
開催時間は両日とも11時~16時。入場無料。雨天中止。