稲刈り体験が8月31日、松戸市上矢切の水田で行われる。
食や農業を通してSDGsについて学ぶ市民活動「まつどSDGsノウエン」の一環。佐藤謙太さんが唐澤農園(松戸市上矢切)と共に2021年に始めた活動で、稲作や野菜生産の体験イベントを月に1回程度行ってきたが、今年4月に佐藤さんが急逝。同農園共同代表の唐澤圭輔さんをはじめとした事務局メンバーで活動を継続している。
今年は2月に矢切ねぎの収穫とジャガイモの植え付け体験で活動が始まり、矢切ねぎの種植え・定植、落花生の種まき・定植、ジャガイモの収穫、かかし作りなどの活動を行ってきた。今回の活動は、4月に種まきをし、5月に田植えをした稲を刈り取る。坂川親水広場(上矢切)の駐車場に集合後、水田まで移動する。作業に使う鎌は貸し出す。
事務局メンバーの松村悠一さんは、当初は参加者として子どもと一緒に活動を楽しんでいたが、活動していくうちに、「自慢できる地元をさらに多くの人に知ってもらいたい」「生産者と消費者の関係をいま一度見つめたい」という気持ちが生まれ、現在は運営側として参加しているという。
松村さんは「参加者の皆さんが田植えした稲が実り、間もなく収穫を迎える。田植えや収穫のイベントでは例年多くの参加があるので、早めの申し込みを」と話呼びかける。
開催時間は13時30分~15時30分(13時15分受け付け開始)。参加費は2,000円と「まつどSDGsノウエン」の年会費1,000円(いずれも1家族当たり)。定員は70人程度。申し込みは「まつどSDGsノウエン」フェイスブックページの投稿に掲載したフォームで先着順に受け付ける。作業着(汚れてもいい服)と帽子、軍手、長靴の着用および飲み物の持参が必要。雨天の場合の対応はフェイスブックページで案内する。