「ビストロミナミンカゼ」(流山市加1、TEL 04-7150-8373)が6月8日にオープン20周年を迎える。
店主の久澄勝彦さんは、丸の内ホテル、シェラトン東京ベイのフランス料理レストランに勤務した後に独立して同店を開いた。店舗面積は57平方メートル。席数はテーブル=26席。店名「ミナミンカゼ」は、久澄さんの故郷、宮崎県の方言で南風という意味。客に心地良い空間を提供したいという思いを込めているという。
同店はフランスの家庭料理のほか、久澄さんの出身地、宮崎県延岡市の郷土料理であるチキン南蛮も提供。同店のチキン南蛮は、日本唐揚協会が行う「からあげグランプリ」のチキン南蛮部門で一昨年と昨年に金賞を受賞しており、同店の一番人気メニューだという。「ランチタイムの注文がほとんどチキン南蛮という日もある」と久澄さんは笑みを見せる。
ランチはメインディッシュにスープ、サラダと、ライスまたはトルティーヤが付くランチセットを提供。メインディッシュにはチキン南蛮(ムネ肉=1,200円、モモ肉=1,450円)のほか、ローストチキン(1,200円)、鶏モモ肉のコンフィ(1,450円)などを展開する。
ディナーには宮崎牛ランプステーキをメインディッシュに、オードブルから食後のコーヒーまで7品から成る「ミナミンカゼコース」(6,500円)のほか、「チキン南蛮 サラダ付き」(ムネ肉=980円、モモ肉=1,380円)、「カジキとカキのパセリバターソース」(1,550円)、オムライス(1,200円)、パスタ(1,100円~1,590円)などを提供する。
ドリンクは、生ビール(660円)、カクテル(500円~660円)、グラスワイン(赤・白、各440円~)、ソフトドリンク(380円~400円)などを用意する。
20周年を記念して6月1日~9日、テイクアウト用のチキン南蛮(ムネ肉)・サラダ付き、ローストチキン・ポテト付き(以上972円)をそれぞれ777円で提供する(予約優先)。
久澄さんは「これからも、また行きたいな、食べたいなと思ってもらえる店であるよう心がける」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時(以上ラストオーダー)。火曜、第1・第3・第5水曜定休。