「ぶんぶんベーカリー」(松戸市新松戸2、TEL 047-727-8655)が4月4日にオープン4周年を迎える。
国産小麦と「白神こだま酵母」で作った約50種類のパンを提供する同店。店主の田口文平さんが会社勤めの傍ら製パン学校に通い、退職後に自宅を改築して2020年に開業し、妻の智子さんと2人で営む。店名の「ぶんぶん」は文平さんの幼少時のニックネームから取り、親しみやすいベーカリーにしたいという思いを込めて付けたという。店舗面積は11.5坪。イートインも可能で、席数は店内、テラスそれぞれ3卓6席。黒柴犬の「ごま」が看板犬を務める。
メニューは角食パン(390円)、全粒粉入食パン(450円)などの食パンのほか、あんパン(7種類、各200円)、フルーツデニッシュ(320円)、カルツォーネ(260円)、サラダロール(3種類、各200円)などを販売。イートイン用メニューとしてコーヒー(260円)、カフェラテ(360円)、ビール(小瓶550円)、グラスワイン(480円)などを提供する。
犬の足をかたどった「肉球ぱん」(320円)など犬をモチーフにした商品や、米粉を使ったコッペパン、ラスク(各200円)など犬と飼い主が共に食べられる商品も扱う。店内には犬の絵やぬいぐるみが随所に飾られている。
「地域の人とのつながりを大切にしたい」(文平さん)と、店の前のテラスと駐車場で、地域の住民と共にハンドメード雑貨、駄菓子、飲料を販売する「さくらマーケット」「ハロウィンナイト」「クリスマスマーケット」などのイベントを毎年開いている。ハンバーグサンドやサメフライサンドなど、イベント限定のパンも販売する。「松戸市内でもサメを食べる地域は一部だけだそうで、お客がサメフライサンドを見てびっくりする」と智子さん。
文平さんは「多くの地域の人たちがリピーターになってくれてありがたい。朝からビールやワインが飲めるパン屋としても活用してもらえたら」と笑みを見せる。
営業時間は8時~18時。火曜・水曜定休。