松戸市は現在、今年の枝豆農園のオーナーを募集している。
市は農業生産者と住民との交流を図り、住民の都市農業への理解を深め、併せて農地の有効活用を図ることを目的に、松戸市と近隣の住民を対象に枝豆、ホウレンソウ、小松菜の農園オーナー制度を行っている。参加者は区画単位の農園オーナーになり、収穫を体験できる。
今年は、及川農園(常盤平双葉町)、谷口農園(平賀)、根本農園(幸田)など7カ所の枝豆農園、合計480区画(1区画=1畝10メートル)で募集する。作物の管理・手入れはそれぞれの農園が行い、収穫に適した時期が近づいたら市経済振興部農政課からオーナーに連絡する。
栽培を予定している品種は、粒が大きく鮮やかな緑色で、さっぱりした香りと味の「サッポロミドリ」、茶豆系で独特の風味と強い味わいの「湯あがり娘」、粒が大きく甘みが強い「味風香」の3種類。収穫時期は「サッポロミドリ」と「味風香」が6月上旬ごろ、「湯あがり娘」が6月下旬~7月中旬ごろ(天候などにより変動あり)。
同課の南貴文さんは「採れたてで鮮度の高い枝豆は、味も香りも良く本当においしい。ぜひとも味わってもらいたいので応募をお待ちしている」と呼びかける。
参加費は1区画3,300円。応募は松戸市都市農業振興協議会えだまめ係(農政課内)宛てのはがきで、3月27日まで先着順に受け付ける(1世帯当たり1区画のみ)。応募者多数の場合は抽選。