専修大学松戸中学校3年生の森紗栄さんが2月4日まで大阪市で開催されていた「第67回全国書きぞめ作品展覧会」で文部科学大臣賞を受賞した。
同展覧会は日本書写教育研究会(大阪市)が幼稚園児から成人までを対象に毎年開催している。個人賞の最優秀賞に当たる文部科学大臣賞5作品に森さんの作品が入った。2月3日に大阪府立江之子島文化芸術創造センター(同)で行われた表彰式には家族と共に出席した。
森さんは書道教室「大穴南教室」(船橋市)に小学1年生の時から通っており、これまでに日本武道館が主催する「第60回全日本書初め大展覧会」の席書大会で審査委員長奨励賞を、明治神宮書道会が主催する「第69回全国少年新春書道展」の特選を、日本書写教育研究会主催の「第65回全国硬筆作品展覧会」の大阪府知事賞を、それぞれ受賞。左利きだが、毛筆は右手で書いているという。
森さんは「本当にとてもうれしく、これからまた頑張っていこうという気持ちと、自分の書道に対する自信とにつながった。いつも明るく楽しく指導してくれる大穴南教室の先生には本当に感謝している」と話す。