「松戸なごみ雛(びな)」が2月4日から松戸駅周辺の店舗・事業所で行われる。
ミニひな人形を松戸駅周辺の80カ所に立春からひな祭りまでの約1カ月間展示する同イベント。2016(平成28)年から毎年行い、今回が9回目。商店街の活性化を目的に、「水と歴史に抱かれた、なごみの里・松戸」をテーマに、松戸駅西口周辺の各商店会が合同で企画した。
ひな人形は、松戸駅西口商店街の「女将(おかみ)さん」たち数人で構成されている「松戸姫の会」が着物の端切れから手作りしたもの。松戸観光案内所(松戸市松戸)、松戸商工会議所(同)をはじめ、松戸駅周辺の商店会に加盟している店舗・事業所などの店頭に合計140対を展示する。展示場所は松戸駅西口周辺が中心で、東口周辺の店舗も一部含まれる。
同事業を主催する松戸駅周辺活性化推進協議会の三澤達夫事務局長は「ひな祭りはもともと上巳(じょうし)の節句で、厄払いや病気退散を祈る行事。次代を担う子どもたちの健やかな成長と、みんなが集い、共に栄える街を願って展示している。各店舗に足を運んでもらえたら」と呼びかける。
3月3日まで。