「上本郷・北松戸・南花島・竹ケ花 防災まちあるき」が12月17日に行われる。
高齢者が住み慣れた町で暮らし続けることができる体制を作るとともに、高齢者の社会参加を進めることを目的に松戸市が推進する「生活支援体制整備事業」の一環として、明第2東地域包括支援センター(松戸市上本郷)が主催する。
多世代の地域住民、地域の活動の担い手、事業所などの交流を図り、顔見知りを増やして、いざというときに助け合える地域づくりを目的に、地域住民に自分たちの暮らす地域のことを知ってもらい、防災について興味をもってもらうために同イベントを企画したという。
同センターは昨年10月に、大きな地図に道路、河川、鉄道路線や、ハザードマップの浸水区域、公的機関など、災害時に関係がありそうな情報を書き込み、参加者同士で共有する「災害図上訓練」を実施。昨年12月には災害図上訓練で挙がった危険箇所を実際に歩いて確認する「防災まち歩き:北松戸~上本郷」を行い、それらの情報を基に「地域資源マップ(防災編)」を作成した。
今回の「防災まちあるき」では、「地域資源マップ(防災編)」を手に町を歩き、さらに詳しい情報や、昨年以降変更になった箇所について調査する。参加者は9時30分に明治神社(松戸市上本郷)に集合し、地域ごとのグループに分かれて町歩きを約1時間30分行った後に明治神社に戻り、町歩きで見たこと、気付いたことを基に地図作りワークショップを行う。
同センターの多機能コーディネーター、江井(えぬい)久美さんは「地域の皆さんと一緒に、支え合う活動やつながりを増やし、高齢者が住みやすい地域づくりに取り組んでいる。年齢や居住地域を問わず参加できるので、皆さんも一緒に町を歩いてもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時30分~12時30分。定員は20人程度。参加無料。申し込みはウェブサイトのフォームと電話(047-382-6298)で受け付ける。小雨決行、荒天中止。歩きやすい服装、筆記用具、飲み物、天候により雨具が必要。